HEALTH MANAGEMENT / 03
健康経営、何から始める?中小企業が取り組む最初の一歩

制度や認定を調べる前に、自社の課題と、社員が参加できる形を整理する。最初の取り組みを考えるための手順を紹介します。
健康経営という言葉は聞くけれど、何から始めればよいのか分からない。専任の担当者を置きにくい会社では、調べる時間を確保することから悩むかもしれません。
最初は、自社の働き方を見直し、取り組むテーマを一つ決めるところから考えてみましょう。この記事では、健康経営の基本と、HABITXが提案する小さな始め方を整理します。
健康経営は、社員の健康を経営の視点で考えること
経済産業省は健康経営を、従業員などの健康管理を経営の視点から捉え、戦略的に実践する考え方として紹介しています。会社として目的を持ち、継続的に取り組むことが軸になります。
ここから先は、HABITXが考える取り組みの始め方です。認定の申請手順や要件を網羅したものではなく、自社に合う施策を考えるための一例としてご覧ください。
1. 施策を選ぶ前に、働く人の声を聞く
デスクワーク中心なのか、外出が多いのか、シフト勤務なのか。働き方によって、参加しやすい取り組みは変わります。経営者や担当者だけで決めず、社員が普段どのように働いているかを確認してみます。
例えば「仕事の中で気分を切り替えられる時間はあるか」「一緒に取り組むなら、どの時間帯がよいか」といった問いから始められます。個人の病歴などを集めなくても、参加しやすい条件について話を聞くことはできます。
聞いた声をもとに、「仕事の合間に身体を動かすきっかけをつくりたい」など、まず取り組むテーマを一つに絞ります。
2. 目的と担当者、試す期間を決める
取り組みを始めても、誰が案内するかが曖昧だと日々の業務に埋もれがちです。大きな体制をつくる前に、声かけや振り返りを担当する人を決めておきましょう。
- 目的:どのような機会を職場につくりたいか
- 担当:案内や予定の調整を誰が行うか
- 実施方法:どの時間帯・場所なら参加しやすいか
- 振り返り:いつ、何を確認して見直すか
これは運用を整理するための例です。健康経営優良法人などの認定要件を満たすためのチェックリストではありません。
3. 実施したことと、参加しやすさを振り返る
最初から売上や生産性への効果を断定しようとせず、予定した取り組みを実施できたか、どのくらい参加があったか、続けるうえで困ることはないかを確認します。
実施日と参加人数を残し、短い感想を聞く方法もあります。集めた記録は、社員を比較したり参加を強制したりするためではなく、運営を改善するために使うことを伝えておきます。
数字だけでは分からない事情もあります。外出が重なる日や、参加しづらい時間帯を知ることも、次の取り組みを考える材料です。
認定を目指す場合は、施策と申請要件を分けて確認する
健康経営への取り組みと、健康経営優良法人などの認定を受けることは、同じではありません。認定を目指す場合は、対象年度の公式案内で要件や申請方法を確認してください。
HABITXは職場の運動習慣づくりを支援するサービスです。導入によって認定取得を保証するものではなく、ストレスチェックそのものを実施するサービスでもありません。
認定制度の確認先:ACTION!健康経営「健康経営とは」
職場の運動を、一つの選択肢に
課題を聞いた結果、仕事中に身体を動かすきっかけをつくりたいと感じたら、短い運動時間を設けることも選択肢になります。HABITXでは、仙台の2社で実証を進めながら、参加者の声を集めています。
すべての会社に同じ方法が合うわけではありません。まずは実際に参加している方の声を読み、自社の働き方に合いそうか考えてみてください。無料説明会でも、取り入れ方をご相談いただけます。
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